盗聴器の仕掛けられ方
人間関係のもつれやストーカー行為等によって、仕掛けられる違法な機器の代名詞とも呼べる盗聴・盗撮器。
これまで当社が行った盗聴・盗撮器発見調査の経験を基に、実際どのような場所にどのように仕掛けられているのかをご案内致します。
私達の生活スペースには盗聴・盗撮器が仕掛けられる場所が無数に存在します。室内のコンセント、電話機、家具の裏側、置時計の中、額の中・・・等々、疑うとキリがありません。そしてどこに仕掛けられたか判らない点も盗聴行為の恐ろしさであると言えます。ですが脈略なく仕掛けられているように見える盗聴器も、仕掛けられ方にパターンがある事が判っております。盗聴・盗撮器というものはその種類によって、取り付けられ方が変わってきます。しかし、集音や画像収集の効率や電源の確保といった要素を考えると取り付けられる場所は案外と限られてきます。基本的に電話用盗聴器は電話回線上の何れかに、室内用はコンセント周りに設置されると推測できます。

盗聴・盗撮器はあらゆる所に仕掛けられる!
室内のコンセント・電話機・家具の裏側・置時計の中・額の中・
その他身の回りの物にも・・・
親族等身内の人物が仕掛ける場所と種類の例
室内盗聴器 |
電話盗聴器 |
室内コンセント(三叉、二叉ソケット型)
コンセントの裏側や天井等(ワニ口クリップ型)
室内コンセント(延長コード型)
その他 |
モジュラージャック付近(モジュラ中継コネクタ型)
モジュラージャックの裏側や電話機内部等
(ワニ口クリップ型)
モジュラージャック(分岐コネクタ型) |
ストーカー等の外部の人物が仕掛ける場所と種類の例
室内盗聴器 |
電話盗聴器 |
新聞受け内部(電池式のボックス型)
玄関・門付近の通風孔・換気扇(電池式のボックス型)
その他 |
MDF(主配電盤)(ワニ口クリップ型)
電話端子函(ワニ口クリップ型)
ヒューズボックス(ヒューズ型) |
盗聴器発見の基礎
プロの調査は違います!
盗聴器は音声(盗撮器は画像)を拾い上げて電波を発信しています。つまり、その発信される電波をキャッチする事ができれば、仕掛けられた機器を発見することができるという訳です。その為に必要なのは広帯域受信機です。尚、仕掛けられた盗聴・盗撮器の周波数をカバーできるのであれば市販されている激安発見器でも発見できますが回路が簡素な為、他の電波にも反応してしまう為お勧めできません。
盗聴器の周波数
一概に盗聴器と言っても報告される周波数は多種あります。しかし量産されている市販の盗聴器には、同じ周波数が使われており、発見される盗聴器の9割近くが下記の周波数(俗に盗聴6波と呼ばれる)を使用したものです。
因みに、他の電子機器に影響を与えたり逆に受けたりする場合が多い理由により、最近ではVHF帯のものは少なくなり、UHF帯のものが主流となっています。
帯域別 |
Ach |
Bch |
Cch |
VHF帯盗聴波 |
139.970MHZ |
140.000MHZ |
139.940MHZ |
UHF帯盗聴波 |
398.605MHZ |
399.455MHZ |
399.030/400.000MHZ |
今すぐお電話を!
0120-783-437
上記の他、少なからず特殊な周波数を使用するものも存在することは事実であり上記周波数の反応がないからといって安心できません。
当社では現存する盗聴・盗撮器は勿論、専用の測定器による、あらゆる違法電波を受信、特定し機器の撤去を行います。